Company of Heroes キャンペーン攻略　ノルマンディー侵攻　8.サンフロモンド

Company of Heroes（CoH/カンパニーオブヒーローズ）のキャンペーンモード「ノルマンディー侵攻」の攻略。

今回は8章のサンフロモンド。難易度は中級。

前章でソトヴァストのV2ロケット発射基地の破壊に成功した連合軍は、いよいよサンローの街攻略に乗り出します。

まずはサンローと連合軍を隔てるヴィール川をどうにかしなければいけません。

サンフロモンドの橋を渡り、ヴィール川の対岸に橋頭堡を確保するのが今回の目標。

勲章の条件は「枢軸軍の司令部の破壊」です。

敵の攻勢が激しいので、この勲章に関しては結構大変だったりします。

ステージ開始前のイベント。

小型戦車のようなゴリアテが自爆し、橋を破壊してしまいます。

ゴリアテはラジコンのような遠隔操作型の兵器で、爆薬を最大で100キロ積めたとのこと。

史実では現代よりも小型化技術や遠隔技術が未熟だったこともあって、コストパフォーマンスがいまひとつだったようですが、このゲームでのゴリアテは結構な脅威。

爆発の範囲が結構広いので、迎撃・撃破が遅れると戦車や周辺の歩兵がまとめてやられてしまうこともあります。

ゴリアテはトラックから出撃しているという設定になっているようで、トラックを撃破すればゴリアテの支配権を奪うことができます。

開始時の作戦説明。

破壊された橋の修復が最初の目標になります。

このステージでは連装ロケット砲を搭載しているシャーマン カリオペを使えます。

橋の修復をする前に対岸の建物などを砲撃しておくと良いでしょう。姿が見えない敵でも命中すればダメージを与えることができますし、少しの間姿を見ることができます。

ロケット砲の弾幕射撃は連続では使用できませんが、時間さえかければ敵の射程外から一方的に敵を殲滅することも可能。

シャーマンカリオペ自体は砲塔がなく、ロケット砲と車体の機関銃（前方のみ）しか攻撃手段がありません。護衛の歩兵や戦車を付けておくこと。

司令部には工兵で戦車基地などの施設を建てておきます。

カリオペで弾幕射撃しながら待っている間に戦車基地からM4シャーマンを2台、シャーマンクロコダイルを2台呼んでおきました。

※これまでのステージよりも敵の射程が長いのでM4シャーマン3両、クロコダイル1両の方が良かったです。

普通の攻略パターン。

工兵で橋を修復したあと、中央広場を占領する流れになります。

難易度中級の場合、このステージから敵歩兵が手榴弾などの爆発物を使ってくるようになっています。

バズーカを標準装備している歩兵も多く出現するので、これまでのステージのように戦車だけでゴリ押しするのはかなり難しくなっています。

中央広場を占領すると「サンフロモンドを30分守り抜く」という目標が発生します。

広場のある戦略セクターを敵の手に渡すことなく30分防衛すれば勝利。敵に占領状態を無効化されるとミッション失敗になります。

ここからは裏道的な攻略法。この方法が試した範囲では最も簡単でした。

橋修復後は広場周辺の敵を戦車で掃討。広場は占領せずに右側の道を通って敵司令部に向かいます。

緑のルートを通って画像の位置まで進めば、殆ど敵と戦うことなく敵の司令部をシャーマンカリオペの射程内に収めることができます。

移動中に赤丸を付けた位置の道に地雷が埋まっているので、道の右側にある茂みをの隙間を通るか地雷処理装置をつけたシャーマンに爆破してもらうと良いでしょう。

紫で丸を付けたあたりに敵のロケット砲兵（第二目標の撃破対象。それぞれ2ユニットずつ、全部で6ユニットいます）がスタンバイしています。

M4シャーマンとクロコダイルを2両ずつ呼んでいる場合は、付近の敵戦車などを撃破できた段階で中央広場に1両ずつ戻して今後の防衛に参加させます。

M4シャーマン3両、クロコダイル1両の場合はM4シャーマン2両を広場に戻します。

シャーマンカリオペの位置。

敵機関銃兵の辺りまで進むと敵の司令部の位置を特定するイベントが発生、勲章条件として司令部の破壊が目標に加わります。

逆に言うと、機関銃兵がいる辺りまで進まなければイベントが発生しないということでもあるので、それまでは一方的に広場を砲撃できることになります。

その気になれば第二目標の「ネーベルヴェルファー（ロケット砲兵）の無力化」も発生前のこの時点で達成できてしまいます（ただし、イベント発生前に全て倒すとフラグが折れてリザルト画面でしか達成確認できなくなります）。

どれだけクリアに時間がかかっても良ければ広場全体に満遍なく砲撃しておくことで敵戦力にかなりの打撃を与えることができます。

偵察機を司令部付近に飛ばすとその時点で場所を特定してしまい、話が進んでしまうので注意。

中央広場の占領はしませんが、これから防衛戦力が必要になります。

ということで左下方向の敵の対戦車砲を奪取しておきます。

セクターを占領するまで防衛施設の機関銃陣地は作れませんが、占領前でも土嚢や戦車止め（タンクトラップ）、鉄条網は設置できます。

バズーカ等で破壊されてしまうため完全に敵の進軍を防ぐことはできませんが、工兵が機銃陣地を作るまでの時間稼ぎぐらいにはなります。

ある程度中央広場の防衛準備が整い、敵司令部エリアをカリオペの弾幕砲撃で一通り撃ち終わりました。

満を持して敵司令部の建物に連装ロケットを打ち込んで破壊します。

敵司令部の破壊に成功し、勲章を貰いました。

裏道的な攻略なので本来はもっと早い段階で始まっている、「サンフロモンドを30分守り抜く」という目標がこのタイミングから開始されます。

司令部を破壊した段階で自動的にサンフロモンドの中央広場を占領した状態になるので、ライフル兵や戦車、対戦車砲を配置して迎撃できる状態にしておくこと。

工兵は急いで中央広場周辺に機銃陣地を作っていきます。

防衛の様子。

広場をただ守っているだけだと見えない位置から砲撃されたり突然目の前にゴリアテが現れて自爆攻撃を喰らたりと、酷い目に遭いやすくなります。

余っている戦車とクロコダイルにライフル歩兵や、コマンドポイントで呼べるようになる空挺隊に各セクターを占領して回らせると良いでしょう。

敵の司令部や司令部付近の基地施設を破壊できていれば敵は殆ど増援を出せなくなるので、殆ど抵抗されずにエリアを占領できるようになります。

最終的には敵司令部を除く全てのセクターを占領して敵が出現した直後に倒せる体制を確立。

時間切れまで待っていればクリアという状態になりました。

敵のロケット砲兵は砲撃イベント発生前に撃破済みなので、クリア目前になっても第二目標としては表示されないままになっています。

30分経過して防衛に成功。

敵は反撃を諦めて引き上げていったそうです。

リザルト画面。

無事に第二目標の「ネーベルヴェルファー（ロケット砲兵）の無力化」も達成できています。

参考画像。敵司令部に偵察機を飛ばしてみたところ。

本来想定されているであろう攻略手順に従って敵司令部に侵入すると、敵司令部を発見した時点で少なくとも10分隊以上の歩兵と数両の走行ユニットがいます。

偵察機で司令部の位置が判明するか、こちらが基地セクターに侵入した時点でそれまで待機状態だった敵の歩兵たちが対戦車砲や対空砲を使用し始めます。

放置していると工兵が戦車基地などの施設を建て始めて更に敵戦力が増強されていきます。

悪い例。上記偵察後に敵司令部へ向けて戦車4両を突っ込ませてみたところ。

敵には4号戦車や4号突撃砲のほか、対戦車砲や対空戦車、バズーカを持った歩兵までいるので、戦車だけでは敵を処理しきれずに返り討ちに遭ってしまいます。

まずはロケット砲の弾幕で対空砲を潰し、偵察機を飛ばした後に対戦車砲や基地施設等を空爆し、戦車と歩兵で一気に残った敵を殲滅するといった総合的な戦い方が必要になります。

広場を占領するか敵司令部を発見すると少し経ってから発生する敵のロケット砲イベント。

枢軸軍が扱う連装ロケット砲は防衛目標の中央広場まで射程内です。放置していると広場に作った機関銃陣地などが破壊されて苦しくなってきます。普通に攻略する場合は強引にでもロケット砲兵がいる3ヶ所を突き止め、犠牲覚悟で撃破しに向かう方が結果的に被害を少なくできます。

中央広場制圧後の作戦説明で教えて貰えるロケット砲兵のおおよその位置。

実際にこの辺りにいるので、偵察機を飛ばして機銃掃射や爆撃してもらえば現地まで行かなくてもロケット砲兵を倒してもらうことは可能です。

とは言っても機銃や爆撃は与えるダメージ量があまり安定しないですし、戦車の支援を受けつつ歩兵で制圧しに行く方が確実ではあります。

ロケット砲を鹵獲できれば逆に敵の司令部を砲撃できるようになるので、大幅に自軍の火力が上昇します。

ただし、このステージは広場を30分防衛した時点で自動的にクリアになってしまいます。

司令部と中央広場以外にはあまり敵兵はいませんが、領地を広げながらロケット砲を確保して敵司令部を破壊するには30分では時間が足りないかもしれません。

といったところで、今回はここまで。

ただ広場を守っているだけでは射程外から一方的に撃たれ続けてジリ貧になってしまうため、「守りながら攻める」というかなり高度な戦いを要求されるようになっています。

広場の防衛に加えて司令部の破壊やロケット砲の制圧という副目標まで達成しようとすると、制限時間の兼ね合いから正攻法ではクリアするだけでも大変なステージでもあります。

また、敵が装甲ユニットに加えてバズーカや手榴弾を本格的に運用するようになるため、機銃陣地（機関銃兵）＋対戦車砲＋迫撃砲というこれまで鉄壁を誇った組み合わせでも突破される事が多くなってくるのもポイント。

歩兵ユニット、装甲ユニット、そして空軍支援（≒各ドクトリンスキル）といった総合的な戦術、ユニットの運用が求められるという点では、キャンペーンモードにおける転換点ともいえるステージです。